個人差はあれど、「どの要素も捨てがたい」という方がほとんどではないでしょうか？
しかし、その全ての要素を完全に満たす家を建てる事は可能なのでしょうか？
まずはあなたが『家に求める優先順位』を考えてみて下さい。
最初はとても大ざっぱなイメージから。
各社のモデルハウスを見学して説明を聞きながら、徐々に自分の理想を形にして下さい。
CASE.1
市内だけでも非常に多くのモデルハウスを見学することができます。
「モデルハウスはその会社の顔」であり、それぞれの会社が自分たちの家作りのコンセプトを形にしたものです。
それぞれの会社で重要と考える要素のバランスは異なります。まずは一通り見学してみましょう。
CASE.2
モデルハウスを見ていると、「あれも良い、これも欲しい」となり、考えるのが面倒くさくなることがあります。
家を建てるという作業は、楽しく希望に溢れている反面、多くの「不安とわずらわしさ」を伴います。そうしたお悩みを少しでも減らすのも、私たちハウスメーカーの役割といえます。大抵の場合、家を建てるということは「人生で一度きりの一番大きな買い物」です。
「こんなこと聞いていいのかな？」と思うことでも、遠慮せずにどんどん聞いてください。
CASE.3
家づくりは、「そろそろ考えてみようか」「見るだけ見てみようか」といった漠然したところからスタートするはずです。
そうした状態でモデルハウスを見学したのに、その後しつこく営業されて嫌な思いをしたという方は多いと思います。
そういった場合、「とりあえず今は見学だけ」「図面はまだいらない」など、なるべくはっきりとお伝えください。
とりあえずプランを作成してもらってから考えるという方法もあります。
CASE.4
モデルハウスを一通り見学し、自分たちの理想も見えてきて、もっと具体的に考えたい‼
そんな風に思えたら次のステップに進めます。
今まで見学してきた中から理想に近いメーカーに再度足を運び、自分たちの理想や予算などを伝えた上で相談してみましょう。
メーカーによって提案内容はさまざまのため、1社だけでわかりづらい場合は、2～3社に相談してみてください。「おのずと違いがみえてくる」はずです。
CASE.5
通常、モデルハウスには数々のオプション工事が含まれています。建築面積も大きく作られていることが多く、アレンジされた間取りが楽しめます。
しかし、そのモデルハウスと同じように注文住宅を依頼したところ、予算オーバー…。
予算内だとモデルハウスとは程遠いイメージの家しか建てられてないということは多々あります。
私たちは、お客様の条件の中で、少しでも希望に近い家づくりを提案することがハウスメーカーの仕事であると考えています。
CASE.6
注文住宅では、打ち合わせを進めながら、当初のプランを少しずつ改善していきます。
しかし、構造上の問題などで、自分達の希望が100%取り入れられない場合も出てきます。
また、「10年後や20年後のメンテナンス」「やったことがない」などの理由で断るメーカーもあります。
大きなハウスメーカーでは、「注文住宅と言いながら規格商品」をもとにしていることが多く、大きく設計変更すると、建築費が非常に高くなるとくケースも多いようです。そのため、私たちは適切なアドバイスをさせていただきながら、「一つ一つ丁寧な家作り」をしなければなりません。
CASE.7
モデルハウスの販売価格を見ると、会社や物件により大きな価格差があることに気がつくと思います。
特に紛らわしいのは、「表示価格に含まれる工事内容が会社によって違う」「生活に必要な工事が含まれていない」という場合です。
会社によって一棟あたりの利益や、工法・設備などが異なり、そうした部分が価格の差になることはあるでしょう。
しかし、すべての物には、相場と呼ばれる『適正価格』があります。どこよりも良い設計、装備がハイグレード、建築費が安い、かつアフターも完璧…
というのは考えづらいものです。『家に求める優先順位』を考えて適正価格を見極めてください。
CASE.8
どの金融機関からどのくらいの金額を、そしてどのようなローン商品を使うのか。
家を建てる時に最も重要な要素の一つです。
最初の段階から「自分たちにはどの位の借入金額が妥当なのか」「どのくらいの家を建てられるのだろうか」と考えながら見学されるのではないでしょうか。
資金計画とプランニングは同時に進めていき、「資金的にもバランスの良い家づくりをしていくことが大切」だと、私たちは考えます。
